当時はまだ不妊治療に対し甘い考えがあった。初めに選んだのは家の近くの総合病院。2回目は”出来るだけ自然治療を目指す”がコンセプトの名古屋の有名クリニックにした。自分が選んでおいてなんだが、交通の便も悪い(行きにくいのと、交通費の問題)し、小さめの古い個人病院だしなぜここを選んでしまったのか。。
転院の決め手は2つ。1つ目は子宮筋腫の手術が終わり、タイミング法から治療をステップアップするにあたり、体外受精に特化した病院にしたかったこと。2つ目は病院と妻の相性が良くなかったこと。自分からしたらただの愛想がない昔ながらの先生くらいにしか思わなかったが、妻からすると先生やスタッフの態度が怖いし、質問もしづらい等で嫌だったらしい。通院早々からそのような話は聞いていたが、実績があるクリニックで、腕はいいはずだからと説得していたが、やはり妻の意見を尊重するべきだった。妻は大丈夫とは口には言っていたが、もうちょっと気持ちを汲んでやるべきだった。
そんなこんなで、転院を決めました。転院するにあたり紹介状を書いてもらうだけで¥3300。1年近く通って、子宮筋腫の手術までしたのに紹介状はペラ紙一枚。今までの治療内容を次に引き継ぐ気なんて有るわけ無いかと失望した。次のクリニックは妻の会社からアクセスの良い、大手有名クリニックにしました。先生も何人もいて毎回変わるが、大手で実績多数あり、HPからして安心感が有る。転院の注意点としてクリニックによってすぐに転院できない可能性が有ります。そこは一度説明会に参加しないと通えないらしく、その説明会も2ヶ月先まで埋まって参加できない状況でした。自分たちは2019/07に手術してから半年程は様子見といわれ、時間があったのでなんとか大丈夫だったが、転院を決めたら早めに行動・調査したほうがいいです。前回の事もあったので、今度は妻に選んでもらった。それが一番大事。
新しいクリニックは今までいたところとだいぶ治療方針が違う。基礎体温表も必要ないし、大切なのは卵の質のみ。俺についてこい的な感じが当時は心強く感じた。転院して一番嫌なのはすべて再検査しなくちゃいけないこと。前の病院でひと通り検査しているのに、その情報は引き継いでなく、その病院のやり方でひと通り再検査。初日の検査費で夫婦合わせて\5.8万。(会社の健康診断の結果や前のクリニックで貰った結果とかは提出してなるべく再検査しないようにした)そこにはそこのやり方、考え方があるみたいで、今までの治療経過はほとんど聞かれなかった。あと書類に何枚も署名させられます。
~転院のアドバイス~
・転院するなら早めの判断を。
・転院はめんどくさい。時間もお金もかかる。
・転院前の資料はなるべくとっておく。
・すぐには転院できないので、早めに行動。
・病院によって治療方針が異なるため、自分で納得のできるところを選ぶ。
・自分より妻の意見を尊重するべき。
コメント