目的
いま不妊治療で悩んでる人の何かの役に立つ
背景
私は5年間で、2回の転院、4回の人口受精、12回の体外受精をチャレンジして妊娠しなかった。ネットに書いてある色んなこと試したし、膨大な治療費を払ったけど結局駄目だった。検査では私も妻も悪いところはなく、不妊の原因は最後まで分からず、先生に妊娠するかはもはや神の領域の話だと、言われる。これだけ医療が発達した現代において、名古屋で評判の有名クリニックで、自分より詳しい専門家が分からないならどうしようもない。と、一時は思っていた。いや思い込もうとしていたが、ふと、さんざんお金と時間、犠牲を払ったのに結果何も分かりませんでした。って普通の会社ならありえないだろ、と怒りが込み上げてきた。
先生は”治療以外にやれることはない。(クリニック独自のサプリは販売していたからサプリは勧めていたが、、)自分たちで効果があると思ったら勝手にやればいい”という考え方だったが、果たして本当に自分たちでできることはやれることはないのだろうか。不妊の原因について解明されているのならまだしも、不妊の半分以上が原因不明なのだから、まだ何かあるはず。
確かに自分一人の知識と経験では限られているが、個々で終わっているみんなの経験を集めて定量的なデータが集まれば、専門家とは別の視点でなにか分かるのでは。解決とまではいかないが何かの、ヒントくらいにはなるのでは。
もう一点私にとって大きな転換点となることがありました。耐えるのが男、話さないことが美学だと思い不妊に関することは誰にも話してなかった。別に話したところでどうにかなるわけでもないし、それが普通だと思っていた。たまたまほとんどしゃべったことのない同僚が不妊治療をしていることを知った。しかも偶然にも同じ病院に通院していることが分かり、話をしたことで少し気持ちが楽になった。みんな同じ体験をしているという、安心感。しゃべってよかった。あまり男どもは共有する場がないと思い、私の体験を発信することに意味があると思いました。
自分と同じように悩んでる人のために何かできる事があるのではという思い、自分が今までしてきた経験が今後誰かの役に立つから無駄じゃなかったと思いから、このサイト立ち上げました。今頑張ってる誰かの何かの助けになれれば幸いです。